そもそもカニミソとは、カニの肝臓にあたる中腸腺(ちゅうちょうせん)と呼ばれる部位の名称です。脳みそではありません。
今回はタラバガニのかにみそにフォーカスします。
なぜタラバガニ「かにみそ」は流通しない?
世の中に出回っているかにみそのほとんどが、ズワイガニかケガニのものです。
タラバガニのかにみそはほぼ全くと言っていいほどに、市場には出回っていません。
なぜか?
その答えは簡単で「おいしくない」からです。
タラバガニはヤドカリの仲間であり、ズワイやケガニのような美味しいかにみそが取れません。
あることにはあるのですが、独特の油っぽい風味や、茹でたり蒸したり加熱しても固まらず溶けるような状態になります。そんな特性もあり、美味しい食材とは言えないのです。エビのみそのような、汁上のサラサラとろとろした液状です。
美味しくない(=売れない)のでタラバガニのかにみそが市場流通することはなく、また生臭さのが身に移ることからボイルされる前に除去されます。
タラバガニ「かにみそ」の入手・購入方法
タラバガニの "かにみそ単体" は市場に出回っておらず購入不可能ですが、私たち一般人でも入手する方法があります。
それは「活タラバガニの姿」を購入するという方法です。
活タラバガニはボイルされる前の、まさに生きている状態のカニです。1匹まるごとの「姿」を購入すれば、当然その中にかにみそが残っています。
ボイルのタラバガニ姿は既にかにみそが除去されているので、「活タラバガニ姿」を選ぶようにしてください。
最後に
もしタラバガニのかにみそが手に入ったら、雑炊がおすすめです。
最後にタラバガニのかにみそを流し込み、卵を落とし、鍋の蓋をして3分ほど蒸らせば完成です。
タラバガニならではの濃厚な味を楽しめます。