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生タラバガニと活タラバガニの違いは?美味しさや調理法レシピにも違いはあるの?

生タラバと活タラバ、タラバガニを買おうと思ったときに必ず出てくる表記です。

生と活なんて、どちらも「いきる」って読みますし、生活なんて言葉もあるくらいなので違いがよくわかりませんよね。パッと見は同じようなものに感じてしまいますが、実は大きく違うものなんです。

せっかく注文したタラバガニが届いたときに、思っていたものと違ってがっかりするのは本当につらいです。目的に合わないものは本当にお金の無駄ですし、がっかりされるカニにもお店にも申し訳ないです。

あなたが本当にほしいタラバガニを間違いなく手に入れるために、その違いをしっかりと把握しておきましょう。

生タラバガニとは

生タラバガニは、その名前のとおり加熱していない生のタラバガニです。生きている状態のタラバガニを〆て瞬間冷凍することにより、最も鮮度を保っている状態です。

生タラバ、生タラバガニのほか、生冷凍や生冷、活〆冷凍とも表記されます。

鮮度を保つために冷凍こそしていますが、ボイルしていない生の状態ですので、ご自身でお好きな調理法を選んで食べることが出来ます。

ただ生の状態ではあるものの、「刺身用」などの表記があるものを除いて生のまま食べるのには向いていませんので注意してください。というのも、食中毒の危険があるからです。どうしても刺身で食べたい方は、お値段は張りますが、活タラバガニを注文しましょう。

「刺身用」などの表記があるものを除いて生のまま食べるのはダメですが、サッと湯通しするしゃぶしゃぶや、表面を軽く炙る焼きガニなどの調理方法は可能ですし、鍋やフライにするのにはもちろん向いていますので、刺身以外のどんな調理方法にも向くものであることを覚えておきましょう。

活タラバガニとは

活タラバガニは、過熱していないという意味の生ではなく、まさに生きているタラバガニのことです。生きているので、もちろん動きます。ちなみに読み方は「活(いき)タラバ」と読みます。

生きたままのタラバガニが輸送されてあなたの手元に届くので、新鮮なタラバガニを食べたいと思った場合の最適な選択肢になりますし、生のカニを刺身で食べたいと思った場合の唯一の選択肢になります。

しかし上にも書いた通り、活タラバガニは、消費者のもとに生きたまま届けなければいけないため、獲れてからしばらくは水槽で飼わなければいけません。その後も消費者の手元に届くまでの間生きていますので、その間にだんだんと弱っていき、それに伴い味も落ちていきます。

カニではなく魚の場合もそうですよね。獲ってから時間が経ち、輸送のために餌をやらないでいた「生きているだけ」のものよりも、獲ったその場で締めた、活け締めのもののほうがおいしいとされています。

冒頭生きたまま届くとは書きましたが、実際には届いたときには死んでしまっていることもあり、届いてがっかりということも正直あります。

ボイルタラバ

おまけとしてボイルタラバも紹介します。

ボイルタラバは文字通りボイルした(茹でた)タラバガニのことで、通販のカニのほとんどはこれです。ボイルしたタラバガニを冷凍しているため、解凍すればそのまま食べられる手軽さが魅力です。

すでに火が通っていますので、鍋料理にする際など、火の通しすぎには注意が必要です。

生ではありませんが、解凍したものをそのまま醤油とわさびで食べると、裏技的にお刺身風になります。

違いまとめ

生タラバはボイルせずに生のまま冷凍したもの、活タラバは生きた状態のもの、ボイルタラバは茹でて冷凍したもの、でした。

調理方法との対応表を参考にしてください。

調理方法 生タラバ 活タラバ ボイルタラバ
刺身 ×
ボイル
焼き
しゃぶしゃぶ
フライ

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※ズワイとタラバの違いは以下です

-タラバガニの生態